この時間は雑談でよろしい

人はなぜか春が終わること謳わないのに

人はなぜか春が終わること謳わないのに
夏が始まったことは謳う

先のないことにも気づかず、ただ始まりとそこにある希望に目を輝かせていたあんな日々は言葉にされず

指を刺して責め立ててくる激暑と蝉の声に押しつぶされて何かのせいを探す日々は言葉にされる

二度と風情とか語れないほどには恥知らずな生き物になってしまってる気がして

春に攻めて墓くらい建ててやりたくなる

そんでありがとう

少しの間でも希望が見えやすい時間をくれて

夏が来ます

ここからが本当の夏です

댓글